核兵器禁止条約(TPNW)の第2回締約国会議(2MSP)に代表参加します


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11月27日から12月1日まで、ニューヨークにて核兵器禁止条約(TPNW)の第2回締約国会議(2MSP)が開催されます。

日本からも被爆者団体や核廃絶を求める市⺠運動の代表団が集います。世界各国から集まったNGO による会合「サイドイベント」などに参加します。今回、⻑野反核医療者の会メンバーの光武鮎、河野絵理子の2人がニューヨーク現地参加をすることになりました。

■抱負を紹介します

光武鮎 松本協立病院 小児科 医師(反核医師の会代表派遣)
核兵器は使われなかったとして も、ウラン採掘や製造、核の威嚇 などによって、今この瞬間も核の被爆者を世界中で作り出しています。存在するだけで人々を傷つける核兵器は1日も早く無くしたい です。2017年、122カ国もの国の賛成を得て核兵器禁止条約が成立しました。今年、文化も歴史も違うたくさんの国々が「核廃絶」という一つの目的のために、NY に集まります。その国際会議の熱を肌で感じて、日本に持って帰っ てきたいと思います!

河野絵理子 長野中央病院 総合診療科 医師(長野県原水協代表派遣)
今年の原水爆禁止世界大会は、念願叶って長崎へ現地参加をさせていただきました。会場を埋め尽くす全国からの参加者、現地だからこその熱い空気に涙が溢れました。締約国会議では医師として平和を希求している思いや、被爆者の方々から教えてもらったことなどを、できる限り世界の人に伝えたいです。そして、核廃絶に向けた世界の動きを学び持ち帰って、日本で、長野で取り組むエネルギーにしたいと思います。

 

■長野反核医療者の会 関連記事
核兵器禁止条約第2回締約国会議に向けた政府との意見交換会とNGO共同記者会見・会見詳報を追記
紹介:世界中継2023冬~ニューヨーク核兵器禁止条約速報~

■オンライン署名
唯一の戦争被爆国 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名
核兵器禁止条約第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めます  #WishYouGoToNY