活動方針(2023年度)私たちのアクションプラン
1)被爆者とつながるPROJECT
・被爆者の想いに触れる・聞き取る
核被害当事者の声は、私たちの活動の源点です。
被爆者の被爆体験や、核廃絶への思いを聞き取る活動を行います。
・証言のアーカイブ化
後世の人も証言から学べる仕組みを考えます。
被曝体験者の当事者の方から直接、体験をお聞きする機会は貴重なものとなってきています。そうした貴重なお話をご本人の承諾を得て記録し多くの人が触れることができる仕組みを考えます。
被曝1世の方だけでなく、2世、3世、ご家族の方からもお話をお聞ききしたいと考えています。
・被曝の実相の語り手になる
「今日の聞き手は明日の語り手」これは、被団協の設立当初から、被爆者運動をリードして来られた長野県の前座良明さんの言葉です。聞くだけではなく、どうやって私たちや次の世代に被爆の実相を伝えていけるのか、考えていきます。
2)地域とつながるPROJECT
・信州大学人の会シンポジウム・戦争展への企画提出
「平和と憲法を守る信州大学人の会」(信州大学人の会)のシンポジウムにこれまで2回、当会との共同で企画を行なっています。今後もこうした取り組みを行っていきます。
2023年11月3日〜5日、松本市にて「第34回平和のための信州戦争展in松本」が開催されます。当会としてこの実行委員会に参加し、当日の企画出展を計画します。
・県内の反核平和団体との連携
2021年7月に県内の団体や個人有志で結成された「~ヒバクシャの願いをつなぐ~核兵器禁止条約をひろげる長野ネット」(長野ネット)に、2022年から当会も団体として参加をすることになりました。双方の企画に参加するなど連携してきました。今後も、長野ネットをはじめ、県内の反核平和団体との連携や交流をすすめます。
・地方議会からの平和の発信を求める
地方議会に対して「日本政府に核兵器禁止条約への参加・署名・批准を求める意見書」の採択を求める請願提出の運動が取り組まれています。長野県ではすでに長野県議会で採択されているほか、県内77市町村のうち59の市町村議会で採択されています。未だ採択されていない市町村議会に請願書を提出し採択を求める取り組みに、他の団体の皆さんと協力して取り組みます。
国会議員や地方議員に対して、核兵器禁止条約への賛同、日本政府が同条約に批准・署名することについて支持することを求めるアクション、選挙の争点にして世論を高めていくアクションに取り組みます。
3)黒い雨体験者申請サポートPROJECT
・広島県民医連との協力
2022年4月から黒い雨体験者救済のための新制度が作られました。広島での取り組みに学びます。
・県内の医療機関への呼びかけ
長野県内で、「黒い雨」について患者さんの相談に乗れる体制を整えます。
4)会員同士つながるPROJECT
・みんなの「平和への想い」を見える化する
皆さんの平和への想いをぜひお寄せください!
・会報を読む
会報を定期的に発行しています。学習会や企画の報告、参加者の感想、想いを掲載しています。
5)学び続ける
・会の学習・交流企画に参加する
会員が学びたいことを学べる会に!
・他県・全国の反核医師の会の企画に参加する
・ICANなど世界の情報を得る
世界を知ると足元も明るくなる!
・ジェンダーの視点を深める
会の得意分野をジェンダーにしたら楽しそう!