地続きでつながってる。いっぽを踏み出したら見えたもの。NY報告動画(反核医師の会全国大会)

6月に開催された反核医師の会第20回全国大会にて、核兵器禁止条約第2回締約国会議の報告を行なっています。当日の報告の動画をYou Tube公開しました。下記より視聴できますのでぜひご覧ください。

地続きでつながってる。いっぽを踏み出したら見えたもの。
核兵器禁止条約第2回締約国締約国会議 NY報告

冒頭と最後の部分の発言をご紹介します。

すごく充実した学びを得ることができました

光武:国際会議に参加するのが初めてですごく不安で、私なんかが行っていいのかなと、ずっと行くその日まで思っていたのですが、みなさんからのあたたかい言葉や応援のメッセージを受けて、すごく充実した学びを得ることができました。ありがとうございました。

河野:いま、私たちはプライマリ・ケア学会に参加していて、浜松からお送りしています。ちょうど先ほどのセッションでは「戦争・紛争とプライマリ・ケア」というテーマでセッションが行われて、実際にガザで医療支援を行った国境なき医師団の先生、アフガニスタンの支援をされている先生、ウクライナの支援に携わった先生が登壇され「プライマリ・ケアと平和というものが地続きだ」という講演がされていました。感動している気持ちでお送りします。

私たちの活動の積み重ねに支えらえてこの条約があると実感

光武:会議に参加しての感想です。行く前は、国際会議って本当にすごいもの、遠い憧れの存在で、この核兵器禁止条約というリーダーみたいな存在に「私たちはこれについて行けばいいんだ」と思っていたのですが、実際に参加してみると、世界中で反核活動をしている人たちの「大会」みたいな感じの場所でした。ふだん日本でみなさんや私たちがやっている活動の積み重ねが、世界中で同時的に起こっていて、それに支えらえてこの条約があるんだなということをすごく強く感じました。

普段の医療活動とも地続き 自信につながった

光武:日本に反核医師の会があって本当に良かったなと、あらためて思いましたし、私たちが、いっぽプロジェクトであったり、地元の長野で反核医療者の会をつくって、それと核兵器禁止条約というものが地続きなんだなという感じがしたのがすごく良かったです。ふだんの医療活動、患者さんたちの生活の基盤を支え、困っている人たちの人権のことを考えていく医療活動とも地続きだったということが、あらためてわかって、すごく安心したし自信につながったなと思いました。ありがとうございました。

 

■関連動画

第2回締約国会議NY 報告動画

2024年4月29日 長野反核医療者の会 第3回定期総会

2024年2月8日 報告会(飯田 健和会病院)