2024年長野反核医療者の会 活動まとめ
2024年長野反核医療者の会 活動まとめ
長野反核医療者の会結成3年目の2024年。2023年11月27日〜12月1日にNYの国連本部で開催された核兵器禁止条約 第2回締約国会議に当会メンバーの光武鮎、河野絵理子が参加。その後、さまざまな機会で締約国会議の報告を行ってきました。締約国会議の傍聴、参加したサイドイベントなど、さまざまな経験や学びを共有するとともに、私たちにできることは何かを考えたり、私たちの草の根の運動が核兵器禁止条約とつながっているんだということ、ジェンダーや環境、戦前の日本による加害の歴史にも目を向けて考える必要がある、といった大切な気づき、新たな視点を得ることができました。日本被団協のノーベル平和賞受賞という歴史的な出来事もありました。12月にはジャーナリストの小山美砂さんとカクワカ広島の田中美穂さんを松本にお招きして、カザフスタン報告会・座談会トークを開催しました。また、ABC for Peace(いっぽプロジェクト)やヒバクシャの願いをつなぐプロジェクトなどの活動に当会のメンバーが参加し主体的に活動に取り組んでいます。メンバー個人も会としても成長や広がり、そして手応えを感じることができた1年でした。2025年は戦後80年・被爆80年の節目の年。日本の核兵器禁止条約への参加・批准と、戦争のない平和な世界を求めて活動していきます。
2024年の活動まとめです。当会が主催、共催した企画や、当会メンバーが参加した他団体の企画等も掲載しています。
2024年
2月8日
核兵器禁止条約 第2回締約国会議NY 報告会
飯田市・健和会病院会議室にて(WEB併用)
長野県民医連との共催
3月16日
映画『放射線を浴びたX年後III サイレント・フォールアウト』上映会
当会は賛同団体としてメンバーが参加
4月29日
長野反核医療者の会 第3回定期総会・記念講演
松本市勤労者福祉センターにて(WEB併用)
記念講演:「抑止力を乗り越えて 平和のために市民社会ができること」
〜ワシントンでの経験から〜
講師:猿田佐世さん 弁護士・新外交イニシアティブ(ND)代表
NY締約国会議報告
6月9日
反核医師の会 第20回全国大会
核兵器禁止条約第2回締約国会議の報告
6月29日〜30日
コミュニティ・オーガナイジング(CO) ワークショップ「ゆにきゃん」
当会メンバーがワークショプに参加
主催:全労連
ヒバクシャの願いをつなぐプロジェクト
当会メンバーが長野県内の被爆者の聴き取りに参加
8月10日〜12日
第35回 平和のための信州・戦争展 飯田
12日ピースミーティングにて
核兵器禁止条約第2回締約国会議の報告(河野)
主催:同実行委員会
(下記会報No.8にて詳報)
9月16日
石川反核医師の会
核兵器禁止条約 第2回締約国会議 参加報告・交流会
(報告:光武)
9月23日
平和・核廃絶フォーラムvol.3
~今こそ平和のために 自分にできること、みんなでできること~
【分科会4】日本が核兵器禁止条約を批准するために~核軍縮を巡る世界の動きから考える~
(登壇:光武)
主催:核兵器をなくす日本キャンペーン、パルシステム生活協同組合連合会
核兵器をなくす日本キャンペーンHP
11月3日〜4日
第34回 反核医師のつどいin沖縄
ABC for Peace(いっぽプロジェクト)フィールドワーク
当会メンバーが現地およびオンライン参加
11月6日〜8日
第30回国際HPHカンファレンス2024 (広島)
シンポジウム:Health destroyed by War, the best subscription is Peace
Physicians Against Nuclear War, ABC for Peace
(発表:河野)
学会HP
12月15日
カザフスタンのヒバクシャを取材して 私たちがすすめる核兵器禁止条約
小山美砂さん取材報告会
ABC for Peace(いっぽプロジェクト)との共催
松本市勤労者福祉センターにて(WEB併用)
■2025年 今後の予定・・・
2025年
4月29日
長野反核医療者の会 第4回定期総会・記念講演
松本市勤労者福祉センターにて(WEB併用)
記念講演 講師:栗原 淑江 さん
NPO法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 事務局